“はるひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハルヒ
語句割合
春日84.6%
春陽15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもふどちあそぶ春日はるひ青柳あおやぎ千条ちすじの糸の長くとぞおもふ 半蔵
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
曳馬野ひくまのはりはらみだれ、春日はるひくらすは、昔人むかしびとかも
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
鼬の大きさは四尺もあろうか、それが後足で立ち上り、前足をブラブラ宙に泳がせ、その茶色の体の毛を春陽はるひにキラキラ輝かせながら、唄声に連れて踊る態は、可愛くもあれば物凄くもあった。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
にほやかにさくらかむと春陽はるひのもとぬばたまのすみをすり流したり
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)