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千条
ふりがな文庫
“千条”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちすじ
87.5%
ちすぢ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちすじ
(逆引き)
固
(
もと
)
より云う事はあるのだから、何か云おうとするのだが、その云おうとする言葉が
咽喉
(
のど
)
を通るとき
千条
(
ちすじ
)
に
擦
(
す
)
り
切
(
き
)
れでもするごとくに
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ただその心臓は音するばかり、波立つごとく
顫動
(
せんどう
)
せるに、
溢敷
(
こぼれし
)
きたる黒髪
揺
(
ゆら
)
ぎて、
千条
(
ちすじ
)
の
蛇
(
くちなわ
)
蠢
(
うご
)
めきぬ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
千条(ちすじ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ちすぢ
(逆引き)
宮は
千条
(
ちすぢ
)
の緑の陰より、その色よりは
稍
(
やや
)
白き
面
(
おもて
)
を
露
(
あらは
)
して、追来る人を
熟
(
じ
)
と見たりしが、
竟
(
つひ
)
に疲れて起きも得ざる貫一の、唯手を
抗
(
あ
)
げて
遙
(
はるか
)
に
留
(
と
)
むるを、
免
(
ゆる
)
し給へと
伏拝
(
ふしをが
)
みて、つと茂の
中
(
うち
)
に隠れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
千条(ちすぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“千”で始まる語句
千住
千切
千々
千種
千
千尋
千歳
千曲川
千鳥
千代
“千条”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
蒲原有明
泉鏡花
島崎藤村
夏目漱石