“昔人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかしびと50.0%
せきじん33.3%
むかしのひと16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は須磨を追はれて明石の浦に昔人むかしびとの風雅を羨み、重ね重ねし憂事うきことかずへ忍ぶ身にも忍び難きは、都に殘せし妻子が事、波の上に起居する身のせんすべなければ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
「およそ人心じんしんうちえてきのこと、夢寐むびあらわれず、昔人せきじんう、おとこむをゆめみず、おんなさいめとるをゆめみず、このげんまことしかり」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
コスタンティーンが鷲をして天の運行にさからはしめし(ラヴィーナをめとれる昔人むかしのひとに附きてこの鷲そのかみこれにしたがへり)時より以來このかた 一—三
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)