“むかしびと”の漢字の書き方と例文
語句割合
昔人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は須磨を追はれて明石の浦に昔人むかしびとの風雅を羨み、重ね重ねし憂事うきことかずへ忍ぶ身にも忍び難きは、都に殘せし妻子が事、波の上に起居する身のせんすべなければ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
曳馬野ひくまのはりはらみだれ、春日はるひくらすは、昔人むかしびとかも
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
かざ春雨傘はるさめがさ昔人むかしびと
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)