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憂事
ふりがな文庫
“憂事”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うきこと
50.0%
うきごと
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきこと
(逆引き)
時頼が六尺の體によくも
擔
(
にな
)
ひしと自らすら駭く計りなる積り/\し
憂事
(
うきこと
)
の數、我ならで外に知る人もなく、只〻戀の奴よ、心弱き者よと
世上
(
せじやう
)
の人に歌はれん殘念さ
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
賣代
(
うりしろ
)
なし此旅籠屋は少しの
縁由
(
ゆかり
)
も有りけるまゝ下女に雇はれ候ふなり先頃
貴方
(
あなた
)
の御
惠
(
めぐ
)
みに預るのみか取り分て下し給ひし一品は
富
(
とみ
)
たる人の千金に
増
(
まし
)
て忘れぬ御恩なり今夜に
迫
(
せま
)
る貴方の御難儀
大概
(
たいがい
)
御察し申たり今夜は私が何
也
(
なり
)
とお救ひ申し參らせん御安堵あれと
請合
(
うけあひ
)
ながらも過さりし親の
病苦
(
びやうく
)
や身の
憂事
(
うきこと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
憂事(うきこと)の例文をもっと
(2作品)
見る
うきごと
(逆引き)
ボウダの国のわが友の、思ひも寄らぬまがつみに、かゝりて今は
石壁
(
いしかべ
)
の、ひとやのうちに
縛
(
しば
)
られて、われの
故
(
ゆゑ
)
にぞ苦しむと、聞く
憂事
(
うきごと
)
のあぢきなき
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
さても
憂事
(
うきごと
)
、
強
(
し
)
ゐられの
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
憂事(うきごと)の例文をもっと
(2作品)
見る
憂
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“憂”で始まる語句
憂
憂鬱
憂慮
憂目
憂欝
憂愁
憂悶
憂身
憂鬱症
憂世
“憂事”のふりがなが多い著者
河口慧海
薄田淳介
高山樗牛
作者不詳
薄田泣菫