“おおやけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
93.6%
公庁0.9%
公然0.9%
公表0.9%
国事0.9%
大宅0.9%
大家0.9%
大火災0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるにかみで一段下がった扱いをしたので、家中のものの阿部家侮蔑ぶべつの念がおおやけに認められた形になった。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この場合の「奉公」は、おおやけの一存在としての人民生活、市民生活への奉仕という近代民主主義の要素とはちがったものです。
新しい抵抗について (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
女は豊雄を追って往って、「君公庁おおやけに召され給うと聞きしより、かねてあわれをかけつる隣のおきなをかたらい、とみに野らなる宿やどのさまをこしらえ、我をとらんずときに鳴神なるかみ響かせしは、まろやが計較たばかりつるなり」と云い
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
公然おおやけに再縁してはじざるときくものを。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
明治四十五年に、故人の日記が公表おおやけにされてからである。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
国事おおやけに関する暗撃果合いや、新刀あらもの試し辻斬の類をかした土民人情の縺れから来る兇行の因に五つある。
兄のアメオシタラシ彦の命は・春日の臣・大宅おおやけの臣・粟田の臣・小野の臣・柿本の臣・壹比韋いちひいの臣・大坂の臣・阿那の臣・多紀たきの臣・羽栗の臣・知多の臣・牟耶むざの臣・都怒つの山の臣・伊勢の飯高の君・壹師の君・近つ淡海の國の造の祖先です。
あて人の家自身が、それぞれ、農村の大家おおやけであった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
私共わたくしどもも随分大火災おおやけでもございますと、五十両百両とほどこしを出した事もありますが、一軒前一分か二朱にしきゃア当りませんで、それは名聞みょうもん、貴方は見ず知らずの者へ、おいそれと百両の金子を下すって
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)