“国事”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
おおやけ	50.0%
こくじ	50.0%

おおやけ

国事（おおやけ）に関する暗撃果合いや、新刀（あらもの）試し辻斬の類を除（ぬ）かした土民人情の縺れから来る兇行の因に五つある。物盗（ものとり）、恐怖、貪慾、嫉妬（やきもち）、それから意趣返しと。伊兵衛の場合はあきらかに物盗ではない。

釘抜藤吉捕物覚書：08 無明の夜 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)

こくじ

一包みの荷物をかかえて急いで国事（こくじ）におもむく姿がぞくぞくとして見られた。

田舎教師 (新字新仮名) ／ 田山花袋(著)

“国事”の意味

《名詞》
国 事（こくじ）

国家に直接、関係する事柄。特に政治に関係する事柄。

（法律）国家に関する事項で、決定がすでになされ儀礼的・形式的となっているもの。
(出典:Wiktionary)

“国事（国事行為）”の解説

国事行為（こくじこうい）とは、日本国憲法上、天皇又は摂政が行うものとして規定されている行為である。いずれも「内閣の助言と承認」が必要で内閣がその責任を負うと規定されている（日本国憲法第3条）（日本国憲法第4条）
(出典:Wikipedia)

国	常用漢字 小２ 部首:⼞ 8画
事	常用漢字 小３ 部首:⼅ 8画