“こくじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酷似82.4%
刻字11.8%
国事5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このすこし以前、北米テキサス州で、冬から早春にかけて、リッパア事件に酷似こくじした犯罪が連続的に行なわれたことがあった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
そう云う場所へ来ると、馬車の上から低い雑木ぞうき一目ひとめに二丁も眺められる。向うに細長い石碑が立っていた。模様だけが薄く見えるが、刻字こくじは無論分らなかった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一包みの荷物をかかえて急いで国事こくじにおもむく姿がぞくぞくとして見られた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)