“そっく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酷似66.7%
悉皆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほどそう云われて見れば、新聞でよく見かける勝田男爵の顔に酷似そっくりだった。
消えた霊媒女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
確かに十四年前だな? ……これ娘顔を上げろ! おおいかにも酷似そっくりだ! 夏彦の容貌かお酷似そっくりだ! 因果な娘よ不義のかたまりよ、立って十字架クルスの前へ行け! そこにある首級くびがお前の親父おやじだ。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それは此方こちらで貸して手間で差引くといって悉皆そっくり私の物を貸して遣って習いに来ればもう占めたもので、内職が出来ても出来なくても、あののは光沢つやくって評判が
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)