『福翁自伝（ふくおうじでん）：01 〔慶應義塾の社中にては〕（01 けいおうぎじゅくのしゃちゅうにては）』

慶應義塾の社中にては、西洋の学者に往々自から伝記を記すの例あるを以て、兼てより福澤先生自伝の著述を希望して、親しく之を勧めたるものありしかども、先生の平生甚だ多忙にして執筆の閑を得ずその儘に経過したりしに、一昨年の秋、或る外国人の需に応じて …

著者	石河幹明
ジャンル	歴史 > 伝記 > 個人伝記
初出	「福翁自傳」時事新報社、1899（明治32）年6月15日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約2分（500文字/分）
朗読目安時間	約2分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

自（みず） 悉（つ） 更（さ） 風（ふ） 執（とり） 為（た） 需（もとめ） 或（あ） 遽（にわか） 考（かんがえ） 為（な） 以（もっ） 非（あら） 遺漏（いろう） 儘（まま） 罹（かか） 甚（はなは） 固（もと） 之（これ） 既（すで） 拠（よ） 公（おおやけ） 恰（あたか） 左（さ）

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福翁自伝：02 福翁自伝 （新字新仮名）／ 福沢諭吉 （著）