“大家内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおがない66.7%
おおやない33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、屑布人形のほかに、木製や、蝋細工や、石膏や、瀬戸物などの人形の大家内おおがないがならんでいた。
店には小僧がウヨ/\している。子供も男女取り交ぜて十人という大家内おおがない、僕と同年の息子さんや田鶴子さんの従姉が相手をしてくれるので一向退屈を感じない。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
登り降りの難所を幾たびか過ぎて、ようようにそこまで行き着くと、果たして十五、六軒の人家が一部落をなしていて、中には相当の大家内おおやないらしい住居も見えた。
くろん坊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)