“店蔵”のいろいろな読み方と例文
旧字:店藏
読み方割合
みせぐら66.7%
みせ16.7%
みせぐち16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
往来繁ゆききしげき町を湯屋の角よりれば、道幅その二分の一ばかりなる横町の物売る店もまじりながら閑静に、家並やなみ整へる中程に店蔵みせぐら質店しちやと軒ラムプの並びて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
大門通りは大商家おおだなが、暖簾のれんをはずし、土にほうき目をたてて、打水をすましてしまうと、何処どこもひっそりしてしまって、大戸をおろした店蔵みせの中では、帳合がすむと通いの番頭さんは住居に帰り
小伝馬町の古帳面屋の店蔵みせぐちの住居の二階で時折見かける、盲目めくら坊主頭ぼうさんのおばあさんが、おしょさんのうちにも時々来てとまっていた。