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質店
ふりがな文庫
“質店”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しちみせ
83.3%
しちや
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しちみせ
(逆引き)
通称は
三右衛門
(
さんえもん
)
である。六
世
(
せい
)
の祖
重光
(
ちょうこう
)
が伊勢国
白子
(
しろこ
)
から江戸に出て、神田佐久間町に
質店
(
しちみせ
)
を開き、屋号を
三河屋
(
みかわや
)
といった。当時の店は弁慶橋であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
みのるはまだ/\、男と一所の
貧乏
(
きうぼう
)
な生活の爲に厭な思ひをして
質店
(
しちみせ
)
の軒さへ
潜
(
くゞ
)
るけれども、義男は女の好む藝術の爲に新らしい書物一とつ
供給
(
あてが
)
ふ事を知らなかつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
質店(しちみせ)の例文をもっと
(5作品)
見る
しちや
(逆引き)
往来繁
(
ゆききしげ
)
き町を湯屋の角より
入
(
い
)
れば、道幅その二分の一ばかりなる横町の物売る店も
雑
(
まじ
)
りながら閑静に、
家並
(
やなみ
)
整へる中程に
店蔵
(
みせぐら
)
の
質店
(
しちや
)
と軒ラムプの並びて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
質店(しちや)の例文をもっと
(1作品)
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“質店(
質屋
)”の解説
質屋(しちや、en: pawn shop)とは、財産的価値のある物品を質として担保に取り、流質期限までに弁済を受けないときは当該質物をもってその弁済に充てる条件で金銭の貸し付け業務を行う事業者を指す。質店や質舗、名古屋及び関西ではひちやとも呼ばれ、一六銀行(いちろくぎんこう)と言う俗称でも知られる。物品を質草にして金銭を借り入れることを「質入れ」といい、借入金を弁済して質草を取り戻すことを「質請け」という。
(出典:Wikipedia)
質
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“質店”の関連語
質入
“質”で始まる語句
質
質問
質子
質素
質朴
質屋
質入
質物
質樸
質実
“質店”のふりがなが多い著者
田村俊子
尾崎紅葉
三遊亭円朝
森鴎外
芥川竜之介