“裏宿七兵衛”の読み方と例文
読み方割合
うらじゅくしちべえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机竜之助が東海道を下る時、裏宿七兵衛うらじゅくしちべえはまた上方かみがたへ行くと見えて、駿河するがの国薩埵峠さったとうげの麓の倉沢という立場たてばの茶屋で休んでいました。ここの名物は栄螺さざえ壺焼つぼやき
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これが裏を返すと、すなわち、仙台の仏兵助ほとけひょうすけと、青梅の裏宿七兵衛うらじゅくしちべえとの取組みとなるのです。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)