“悪七兵衛景清”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あくしちびょうえかげきよ75.0%
あくしちべえかげきよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵むさしの三郎佐衛門有国、越中次郎兵衛盛次もりつぐ、上総五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清あくしちびょうえかげきよの面々、合わせて十万余騎の大軍が、寿永二年四月十七日、都を出発したのである。
発し長い間黙然と沈思ちんししていた佐助はこの世に生れてから後にも先にもこの沈黙の数分間ほど楽しい時を生きたことがなかった昔悪七兵衛景清あくしちびょうえかげきよ頼朝よりともの器量に感じて復讐の念を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
汽車ならば五時間、悪七兵衛景清あくしちべえかげきよならば十時間かからぬくらいの道程みちのりを五日の予定で突破? しようというのであるから、可なりゆっくりした気持の旅であった。
狂女と犬 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)