“覆面黒装束”の読み方と例文
読み方割合
ふくめんくろしょうぞく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
南蛮寺なんばんじ絵蝋燭えろうそくは一つ一つふき消されて、かなたこなたからりだされた四、五十人の浪人ろうにんが、いずれも覆面黒装束ふくめんくろしょうぞくになって、荒廃こうはいした石壁いしかべ会堂かいどうへあつまってくる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
倔強くっきょうな体躯に、大反おおぞり打った大小、覆面黒装束ふくめんくろしょうぞくというこしらえも、この男こそふさわしく見えます。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)