“大反”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおぞ33.3%
おおぞり33.3%
だいそ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倔強くっきょうな体躯に、大反おおぞり打った大小、覆面黒装束ふくめんくろしょうぞくというこしらえも、この男こそふさわしく見えます。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここには呂蒙と甘寧かんねいとが、大兵を伏せて、関羽を討ち漏らさじと鉄桶の構えを備えていたのであるが、関羽の右手に、見る眼もくらむばかりな大反おおぞり偃月刀えんげつとうが持たれていることと
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
福澤が近来奥平おくだいらの若殿様を誘引そそのかして亜米利加アメリカろうなんと云う大反だいそれた計画をして居るのはしからぬ、不臣な奴だと云う罪状であるから、満座同音、国賊の誅罰に異論はない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)