“だいそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大外50.0%
乃祖33.3%
大反16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「飛んでもない、そんな大外だいそれた者があるわけはございません。皆んな良い方々ばかりで」
ことに、板倉本家は、乃祖だいそ板倉四郎左衛門勝重かつしげ以来、未嘗いまだかつて瑕瑾かきんを受けた事のない名家である。二代又左衛門重宗しげむねが、父の跡をうけて、所司代しょしだいとして令聞れいぶんがあったのは、数えるまでもない。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
福澤が近来奥平おくだいらの若殿様を誘引そそのかして亜米利加アメリカろうなんと云う大反だいそれた計画をして居るのはしからぬ、不臣な奴だと云う罪状であるから、満座同音、国賊の誅罰に異論はない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)