“重宗”の読み方と例文
読み方割合
しげむね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五日の戦闘で、城主の重宗しげむねは、討死をとげたが、落城には、六日の暁までかかった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことに、板倉本家は、乃祖だいそ板倉四郎左衛門勝重かつしげ以来、未嘗いまだかつて瑕瑾かきんを受けた事のない名家である。二代又左衛門重宗しげむねが、父の跡をうけて、所司代しょしだいとして令聞れいぶんがあったのは、数えるまでもない。
忠義 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)