“唾壺”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
だこ42.9%
たんつぼ14.3%
つばつぼ14.3%
はいふき14.3%
はひふき14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“唾壺”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本1.2%
文学 > 日本文学 > 戯曲0.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
また竹は一般に我国に於る唾壺だこの代用として使用されるが、それは短く切った竹の一節を火壺と一緒に箱に入れた物で、人は慎み深く頭を横に向けてこれを使用し、通常一日使う丈で棄てて了う。
置時計、寒暖計、すずり、筆、唾壺だこ、汚物入れの丼鉢どんぶりばち呼鈴よびりん、まごの手、ハンケチ、その中に目立ちたる毛繻子けじゅすのはでなる毛蒲団一枚、これは軍艦に居る友達から贈られたのである。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
僕等の通った二階の部屋は中央に据えたテエブルは勿論、椅子いすも、唾壺たんつぼも、衣裳箪笥いしょうだんすも、上海や漢口かんこうの妓館にあるのとほとんど変りは見えなかった。
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
……………………懐中電燈を照し、そこいらを調べまわる。………紙屑籠………唾壺つばつぼ………小型の瓦斯ガスストーブなぞ……。
三ツばかり先の名代みょうだい部屋で唾壺はいふきの音をさせたかと思うと、びッくりするような大きな欠伸あくびをした。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
折しも唾壺はひふき打つ音は、二間ふたまばかりを隔てて甚だ蕭索しめやかに聞えぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)