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小壺
ふりがな文庫
“小壺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こつぼ
80.0%
せうこ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こつぼ
(逆引き)
小壺
(
こつぼ
)
(中庭)のうちの日当りわるい一室に尊氏はもう坐っていて、信濃を見るとただ一言「……上がれ」という。依然、尊氏の容子が信濃には異常だった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白紫色に華やぎ始めた朝の光線が当って、
閃
(
ひらめ
)
く樹皮は
螺線状
(
らせんじょう
)
の溝に傷けられ、溝の終りの口は
小壺
(
こつぼ
)
を
銜
(
くわ
)
えて樹液を落している。揃って育児院の子供等が、朝の
含嗽
(
うがい
)
をさせられているようでもある。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
小壺(こつぼ)の例文をもっと
(4作品)
見る
せうこ
(逆引き)
或は
畳
(
たゝ
)
めるは、
応
(
まさ
)
にこの時なるなからむや、今は山と、人と、石室と、地衣植物と、
尽
(
じん
)
天地を霧の
小壺
(
せうこ
)
に蔵せられて、
混茫
(
こんばう
)
一切を
弁
(
べん
)
ぜず、登山の騎客は
悉
(
こと/″\
)
く二合二勺にて馬を下る。
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
小壺(せうこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
壺
漢検準1級
部首:⼠
12画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
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小便壺
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小島烏水
吉川英治
岡本かの子