“小壺(せうこ)” の例文
或は畳(たゝ)めるは、応(まさ)にこの時なるなからむや、今は山と、人と、石室と、地衣植物と、尽(じん)天地を霧の小壺(せうこ)に蔵せられて、混茫(こんばう)一切を弁(べん)ぜず、登山の騎客は悉(こと/″\)く二合二勺にて馬を下る。
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)