“打立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちた33.3%
うちたち33.3%
うちたて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過去くわこ箇月かげつかん國民こくみんが一協力けふりよくして國民經濟こくみんけいざい立直たてなほし努力どりよくして、從來じうらいることの出來できなかつた成績せいせきげたことから推論すゐろんすれば、かならずや日本國にほんこく經濟けいざい基礎きそ打立うちたてゝ、國民こくみん繁榮はんえい
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
夜軍よいくさなりて、くらさは暗し、大将軍頭中将重衡、般若寺の門に打立うちたちて『火を出せ』とのたまふ程こそありけれ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
「敵の人数色黒み備しずかにして勢い殊之外ことのほか見事也。間近になると拍子を揃え太鼓を鳴らし大筒を打立うちたて黒烟を立てて押寄す」
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)