“砂川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
サンド・リヴァ33.3%
すなかは33.3%
すながわ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、きて以来一滴も口にしない、おそろしい飢渇きかつから救われたからだ。カークが砂川サンド・リヴァの下の粘土層のうえが、地下流だというのをやっと思いだしたからである。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
砂川すなかはの板橋の上に片われづきしろく残り
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
くずれた、幾分は砂川すながわの底に落ちて、浮世の表から、らい国へ葬られる。葬られるあとから、すぐ新しい貝が、柳の下へたまる。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)