“サンド・リヴァ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砂川50.0%
砂流50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、きて以来一滴も口にしない、おそろしい飢渇きかつから救われたからだ。カークが砂川サンド・リヴァの下の粘土層のうえが、地下流だというのをやっと思いだしたからである。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
大きな愛だと心をはげまし近寄ってゆくうちに知らず知らず、座間は砂川サンド・リヴァへはいってしまった。そこには殺すものが死に、殺されるものが生きる一つの偶然が潜んでいたのだ。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そしてそこから、雨期には川になる砂川サンド・リヴァが現われ、絶壁のちかくで地中に消えている。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
あなたを、このうえ“Latahラター”で苦しませるのは忍びぬと思いそっとあの断崖からつき落そうとしたとき……私は、砂流サンド・リヴァに運ばれて地中に落ちこんだ。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)