“耳垂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みみたぼ50.0%
みゝだれ25.0%
ミヽタリ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんやり視線を注いでいると、ふと敏子の耳が眼に止った。後ろにかきあげた揉上もみあげの毛に半ば隠れ、幾筋もの曲線をうねらし、耳垂みみたぼがしゃくれっ気味に締れ上っていた。
子を奪う (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
耳垂みゝだれわづらつては居なかつたのかな」
此にて彌彌の義は明らかなり。彌彌那利は我が古書に其語見えず。景行紀十二年に御木川上に居れる賊を耳垂ミヽタリといふこと見えたり。音やゝ近し。
卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)