洪川禅師のことどもこうせんぜんじのことども
近頃洪川老師のことを調べて居ると、色々有り難きことに逢著する。自分も今老師の亡くなられた年に殆んど近づいて居るが、自ら省みて足りないことのみ多きを愧ずる次第である。修養は一生を通じての事業でなくてはならぬ。「これでよい」などと、どこかで一休 …