“青木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおき43.8%
あおぎ12.5%
あをき12.5%
おおぎ12.5%
6.3%
もち6.3%
やつ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばにえている青木あおきくろずんで、やはり霜柱しもばしらのためにいたんではだらりとれて、ちからなくしたいているのでありました。
小さな草と太陽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
青木あおぎのゴルフ練習場のキャディーにも雇はれ、年頃になつてからはコツクの見習を勤めたりしたけれど、何処も長つゞきがしないで怠けてゐるうちに父親が亡くなつて
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
相ふれては花もうなづく浪も鳴る枯木からき青木あをきも山を焼きぬる
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
青木おおぎのゴルフ練習場のキャディーにも雇はれ、年頃になつてからはコツクの見習を勤めたりしたけれど、何処も長つゞきがしないで怠けてゐるうちに父親が亡くなつて
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
小西こにしは、青木した眼鏡めがねつめました。なるほど、片方かたほうたましろいひびがはいっています。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その他冬青木もち、椿、楢、はぜおうちむく、とべら、胡頽子ぐみ、臭木等多く、たらなどの思ひがけないものも立ち混つてゐる。
沼津千本松原 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)