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青木
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あおき
ふりがな文庫
“
青木
(
あおき
)” の例文
そのそばに
生
(
は
)
えている
青木
(
あおき
)
の
葉
(
は
)
が
黒
(
くろ
)
ずんで、やはり
霜柱
(
しもばしら
)
のために
傷
(
いた
)
んで
葉
(
は
)
はだらりと
垂
(
た
)
れて、
力
(
ちから
)
なく
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いているのでありました。
小さな草と太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
親房
(
ちかふさ
)
の第二子
顕信
(
あきのぶ
)
の子
守親
(
もりちか
)
、
陸奥守
(
むつのかみ
)
に任ぜらる……その孫
武蔵
(
むさし
)
に住み
相模
(
さがみ
)
扇ヶ谷
(
おうぎがやつ
)
に転ず、
上杉家
(
うえすぎけ
)
に
仕
(
つか
)
う、
上杉家
(
うえすぎけ
)
滅
(
ほろ
)
ぶるにおよび
姓
(
せい
)
を
扇
(
おうぎ
)
に改め後
青木
(
あおき
)
に改む
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「
青木
(
あおき
)
っ、なにをするの。あたしをだれだと思っているの。」
超人ニコラ
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
清三
(
せいぞう
)
は
青木
(
あおき
)
に迎えられて須磨に来た。
須磨寺附近
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「
先生
(
せんせい
)
、
僕
(
ぼく
)
たちの
拾
(
ひろ
)
ったすずめを、だまって
持
(
も
)
っていこうとするから、いけないのです。」と、
青木
(
あおき
)
が、六
年生
(
ねんせい
)
の
行為
(
こうい
)
を
非難
(
ひなん
)
しました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
学校
(
がっこう
)
で、
正吉
(
しょうきち
)
は、とりわけ
青木
(
あおき
)
、
小田
(
おだ
)
とは
仲
(
なか
)
よしでした。三
人
(
にん
)
は、
昼
(
ひる
)
の
休
(
やす
)
み
時間
(
じかん
)
に、
運動場
(
うんどうじょう
)
へ
出
(
で
)
て、
木
(
こ
)
かげのところで
話
(
はなし
)
をしていました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「やはり、それがいい。」と、
青木
(
あおき
)
も、
小田
(
おだ
)
も、
賛成
(
さんせい
)
しました。六
年生
(
ねんせい
)
の
二人
(
ふたり
)
は、
反対
(
はんたい
)
しなかったが、だまっていました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もう、このくらい
大
(
おお
)
きくなれば、
太陽
(
たいよう
)
にすがらなくともいい、
青木
(
あおき
)
が
冬
(
ふゆ
)
の
間
(
あいだ
)
我慢
(
がまん
)
をしていたように、
私
(
わたし
)
も
我慢
(
がまん
)
のできないことはないと
思
(
おも
)
いました。
小さな草と太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
草
(
くさ
)
は
驚
(
おどろ
)
いて、その
黄金
(
こがね
)
の
溶
(
と
)
けて
流
(
なが
)
れたような
光線
(
こうせん
)
を
見
(
み
)
ていますと、やがてその
光
(
ひかり
)
は、
赤
(
あか
)
い
青木
(
あおき
)
の
実
(
み
)
に
燃
(
も
)
えつきました。
小さな草と太陽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
子供
(
こども
)
が、
青竹
(
あおだけ
)
を
切
(
き
)
って、
造
(
つく
)
った
管笛
(
くだぶえ
)
を
吹
(
ふ
)
くように、ピイ、ピイ、
鳥
(
とり
)
がなくので、
広
(
ひろ
)
い、
隣
(
となり
)
の
庭先
(
にわさき
)
を
見下
(
みお
)
ろすと、ひよどりが、
青木
(
あおき
)
の
枝
(
えだ
)
にきて
赤
(
あか
)
い
実
(
み
)
を
争
(
あらそ
)
っているのでした。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
私
(
わたし
)
は、やはり、この
野原
(
のはら
)
にばかりいるのがつまらなくて、あちらへいったのですよ。それはあんまり
遠
(
とお
)
いところではなかったのです。あの
青木
(
あおき
)
の
見
(
み
)
える
街道
(
かいどう
)
を一つ
越
(
こ
)
えたばかりです。
ちょうと怒濤
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“青木”で始まる語句
青木堂
青木綿
青木原
青木立
青木可笑
青木昆陽
青木晃
青木湖
青木主膳
青木健作