“木綿子”の読み方と例文
読み方割合
ゆうこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでは鰻が火を起こしたわけじゃないかと、予が笑えば、木綿子ゆうこまでが人まねに高笑いをする。住宅の病気も今日はやや良好という日じゃ。
水籠 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
子供を水へ落とさないように注意するのが最も重要な事件くらいのものじゃ。赤ん坊は心配はないが木綿子ゆうこのおぼつかなく立って歩くのが秒時も目を離せない。
水籠 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
木綿子ゆうこの挙動には畳四畳の念はない。行きたいようにゆき、動きたいように動いてる。
水籠 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)