“木綿店”の読み方と例文
読み方割合
もめんだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本橋の木綿店もめんだなの通い番頭のせがれに生まれて、彼が十三、妹のおくめが五つのときに、父の半兵衛に死に別れた。
半七捕物帳:02 石灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
一丁目から二丁目へかけては木綿問屋の多いところで俗に木綿店もめんだなというくらいだが、この川口屋は酒屋で、店もふるい。殊に商売であるから、取分けて景気がいい。
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)