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なりわい
ふりがな文庫
“
生活
(
なりわい
)” の例文
能く心して
生活
(
なりわい
)
の道を治めよ、と
苦
(
ねんご
)
ろに説き示しければ、弟はこれを
口惜
(
くちおし
)
く思ひてその
後
(
のち
)
生活の道に心を用ひ、
漸
(
ようや
)
く富を
致
(
いた
)
しけるが
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
雑業
俗生
(
ぞくしょう
)
の
生活
(
なりわい
)
の忙しきうちから申す念仏とて、きっと
弥陀
(
みだ
)
は受けたもうにぞ。……そうじゃ、親鸞が今、よい物を進ぜよう
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とはいえ、学識あり、才能あるものが、いつまでか一少女の情にかかずらいて、目的なき
生活
(
なりわい
)
をなすべき。いまは天方伯もただ独逸語を利用せんの心のみなり。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
延喜
(
えんぎ
)
、
天暦
(
てんりゃく
)
のむかしに
回
(
かえ
)
すというご理想も、当時の世でこそ、万民謳歌の美しい統治の実を結んだでしょうが、今日の土壌では民ぐさの
生活
(
なりわい
)
がまるでちがいます。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
されどこの山はなお重霧の間に在りて、いつ往きつかんも、否、果たして往きつきぬとも、わが中心に満足を与えんも定かならず。貧しきが中にも楽しきはいまの
生活
(
なりわい
)
、
棄
(
す
)
てがたきはエリスが愛。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
箭四郎にも
暇
(
いとま
)
が出たので、宇治の縁家に一人の娘が預けてあるのを頼りに、故郷へ戻って、共に、
生活
(
なりわい
)
を励もうと一家をもったのであるが、久しく離れていた
実
(
まこと
)
の父よりは
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“生活”の意味
《名詞》
人が暮らすこと。生き続けるのに必要な反復される一連の行動。
動植物などの生命体が生きて活動すること。
ある特定の領域に係る活動。特にその分野を、主な収入源とする場合。
(法医学)生命を有していること。
(出典:Wiktionary)
“生活”の解説
生活(せいかつ)とは、「生存して活動すること、生きながらえること」「世の中で暮らしてゆくこと」である(広辞苑第五版)広辞苑 第五版。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
活
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“生活”で始まる語句
生活上
生活方
生活状態
生活中
生活力
生活向
生活難
生活費
生活方針
生活様態