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しょくぎょう
ふりがな文庫
“
職業
(
しょくぎょう
)” の例文
村
(
むら
)
に、なんの
職業
(
しょくぎょう
)
ということもきまらずに、
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
っているりこう
者
(
もの
)
がありました。
村
(
むら
)
の
人々
(
ひとびと
)
は、その
人
(
ひと
)
をりこう
者
(
もの
)
といっていました。
天下一品
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「して、
職業
(
しょくぎょう
)
はなんだ? じつは、この
街道
(
かいどう
)
は、今日すこしぶっそうなことがあるから、さきへいっても通してくれるかどうかわからない」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれはいろいろの
職業
(
しょくぎょう
)
に手を出してみましたが、どれもうまくいきません。そこでとうとう犬を
慣
(
な
)
らして、
大道
(
だいどう
)
の
見世物師
(
みせものし
)
にまで落ちることになりました。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
元来
(
がんらい
)
いかなる
職業
(
しょくぎょう
)
にありても、これに当たる人に三段の区別がある。
報酬
(
ほうしゅう
)
だけの仕事をせぬすなわち
曠職
(
こうしょく
)
の人。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ところがこの
河岸
(
かわぎし
)
の
群
(
むれ
)
の中にビンズマティーと
云
(
い
)
う一人のいやしい
職業
(
しょくぎょう
)
の女がおりました。
手紙 二
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
ある日、いなかからひとりの
女患者
(
おんなかんじゃ
)
が診察を受けにきました。
職業
(
しょくぎょう
)
をたずねると
ジェンナー伝
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
新
(
あたら
)
しい
器械
(
きかい
)
が
発明
(
はつめい
)
されたとか、
新
(
あたら
)
しい
思想
(
しそう
)
が
流行
(
りゅうこう
)
するとか、また、
戦争
(
せんそう
)
などということがあって、
栄
(
さか
)
えた
職業
(
しょくぎょう
)
が、
急
(
きゅう
)
に
衰微
(
すいび
)
したり、また
反対
(
はんたい
)
に
衰微
(
すいび
)
していたものが
心の芽
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
物もあろうに
口輪
(
くちわ
)
などとは、氏が
医師
(
いし
)
たる
職業
(
しょくぎょう
)
がふさわしからぬ道具であります
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
いま
飛行機
(
ひこうき
)
といったが、たまに
乗
(
の
)
る
人
(
ひと
)
には
便利
(
べんり
)
かしれないが、
職業
(
しょくぎょう
)
となって、
毎日
(
まいにち
)
乗
(
の
)
っている
人
(
ひと
)
のことを
考
(
かんが
)
えれば、どれほど、この
船
(
ふね
)
より
危険
(
きけん
)
の
多
(
おお
)
い
職業
(
しょくぎょう
)
かわからない。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少年
(
しょうねん
)
が、がけの
上
(
うえ
)
にあるという、一
軒家
(
けんや
)
をたずねていったのであります。それが、
自分
(
じぶん
)
の
職業
(
しょくぎょう
)
であるうえは、たとえ一
軒
(
けん
)
といっても
捨
(
す
)
ててしまうわけにはいきませんでした。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
が、
文明
(
ぶんめい
)
になればなるほど、そこには、
犠牲
(
ぎせい
)
になっているものがあるのだ。みんな
人間
(
にんげん
)
は、しまいにはその
職業
(
しょくぎょう
)
のために
死
(
し
)
ぬのさ。そう
思
(
おも
)
っていれば、いちばんまちがいがない。
船の破片に残る話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ここへくれば、そんな
職業
(
しょくぎょう
)
のことなどはどうだっていいのだ。じつは、あれからもう二
年
(
ねん
)
たつが、いつも
見慣
(
みな
)
れている、
自分
(
じぶん
)
の
住
(
す
)
んでいた
町
(
まち
)
の
景色
(
けしき
)
が、ばかに
昨日
(
きのう
)
今日
(
きょう
)
、
美
(
うつく
)
しく
見
(
み
)
えるじゃないか。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“職業”の解説
職業(しょくぎょう、en: 主にoccupation、他にprofessionやvocationなど)は、生計を維持するために、人が日々従事する仕事。社会的分業の成立している社会において生活を営む人々が、それにつくことによって、その才能と境遇に応じた社会的役割を分担し、これを継続的に遂行し実現しつつ、その代償として収入を得て生活に必要な品々を獲得する、継続的な活動様式。とも。短くとも。
(出典:Wikipedia)
職
常用漢字
小5
部首:⽿
18画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“職業”で始まる語句
職業組合
職業組合員
職業人
職業女
職業替
職業柄
職業等
職業女性
職業婦人
職業意識