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さいきょ
ふりがな文庫
“
再挙
(
さいきょ
)” の例文
旧字:
再擧
ちかく
再挙
(
さいきょ
)
をはかることは、もちろんだ。奇術師のわたしには、どんなあつい
扉
(
とびら
)
も、どんなげんじゅうな
錠
(
じょう
)
まえも、すこしも、やくにたたないのだ。
怪奇四十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「よし、残念だが、背に腹はかえられない。十分のあいだにここを逃げだして、
再挙
(
さいきょ
)
をはかることにしよう」
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この時に当りて徳川家の一類に
三河
(
みかわ
)
武士の
旧風
(
きゅうふう
)
あらんには、
伏見
(
ふしみ
)
の
敗余
(
はいよ
)
江戸に帰るもさらに
佐幕
(
さばく
)
の諸藩に令して
再挙
(
さいきょ
)
を
謀
(
はか
)
り、再挙三拳ついに
成
(
な
)
らざれば
退
(
しりぞい
)
て江戸城を守り
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
が、
何
(
なに
)
を
申
(
もう
)
しましても
女
(
おんな
)
の
細腕
(
ほそうで
)
、
力
(
ちから
)
と
頼
(
たの
)
む一
族
(
ぞく
)
郎党
(
ろうとう
)
の
数
(
かず
)
もよくよく
残
(
のこ
)
り
少
(
すく
)
なになって
了
(
しま
)
ったのを
見
(
み
)
ましては、
再挙
(
さいきょ
)
の
計劃
(
けいかく
)
の
到底
(
とうてい
)
無益
(
むやく
)
であることが
次第次第
(
しだいしだい
)
に
判
(
わか
)
ってまいりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
師直の
執事令
(
しつじれい
)
を、とくに重く出先の大将たちへ尊氏がこう言いふくめていたのは、すでにもう尊氏の心のうちでは、九州の地を去って、
再挙
(
さいきょ
)
、ひがしへ軍を
回
(
かえ
)
すの用意が——ひそかに
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
あのX号は、あの時サハラ沙漠の上で、ほんとうに死んでしまったのだろうか。ひょっとしたら、あのまえにロケットから飛びおりて、どこかにかくれ、まだ生きのこって
再挙
(
さいきょ
)
の日を
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
烏江
(
うこう
)
水浅
(
みずあさくして
)
騅能逝
(
すいよくゆくも
)
、
一片
(
いっぺんの
)
義心
(
ぎしん
)
不可東
(
ひんがしすべからず
)
とは、
往古
(
おうこ
)
漢楚
(
かんそ
)
の戦に、
楚軍
(
そぐん
)
振
(
ふる
)
わず
項羽
(
こうう
)
が走りて
烏江
(
うこう
)
の
畔
(
ほとり
)
に至りしとき、或人はなお江を渡りて、
再挙
(
さいきょ
)
の望なきにあらずとてその死を
留
(
とど
)
めたりしかども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
兎
(
と
)
にも
角
(
かく
)
にも、
落城後
(
らくじょうご
)
の
私
(
わたくし
)
は
女
(
おんな
)
ながらも
再挙
(
さいきょ
)
を
図
(
はか
)
るつもりで、
僅
(
わずか
)
ばかりの
忠義
(
ちゅうぎ
)
な
従者
(
じゅしゃ
)
に
護
(
まも
)
られて、あちこちに
身
(
み
)
を
潜
(
ひそ
)
めて
居
(
お
)
りました。
領地内
(
りょうちない
)
の
人民
(
じんみん
)
も
大
(
たい
)
へん
私
(
わたくし
)
に
対
(
たい
)
して
親切
(
しんせつ
)
にかばってくれました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
再
常用漢字
小5
部首:⼌
6画
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
“再”で始まる語句
再
再度
再建
再興
再會
再来年
再生
再三
再来
再従兄弟