“当局”の読み方と例文
読み方割合
とうきょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金魚屋きんぎょやは、その住宅じゅうたく土地とちとを抵当ていとうにして老人ろうじんられて、さいさい立退たちのきをせまられている。怨恨えんこんがあるはずだと、当局とうきょくにらんだのであつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
娘の言うところによると、あまりのことに見かねて即刻そっこく帰宅の手続をして来た。だが、当局とうきょくは、非常に反対の様子を示したとのことである。私は直感的にその処置しょちを賞めるの外はなかった。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
当局とうきょくは、ならずして、三にん容疑者ようぎしゃつけだすことができた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)