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再
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フタタビ
ふりがな文庫
“
再
(
フタタビ
)” の例文
岩牀
(
イハドコ
)
の上に、
再
(
フタタビ
)
白々と
横
(
ヨコタハ
)
つて見えるのは、身じろきもせぬからだである。唯その真裸な骨の上に、鋭い感覚ばかりが活きてゐるのであつた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
何処
(
ドコ
)
からか吹きこんだ朝山
颪
(
オロシ
)
に、
御灯
(
ミアカシ
)
が消えたのである。
当麻語部
(
タギマカタリ
)
の姥も、薄闇に
蹲
(
ウヅクマ
)
つて居るのであらう。姫は
再
(
フタタビ
)
、この老女の事を忘れてゐた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
近江
(
アフミ
)
の都は離れ、飛鳥の都の
再
(
フタタビ
)
栄えたその頃、あやまちもあやまち。日のみ子に弓引くたくみ、恐しや、企てをなされると言ふ
噂
(
ウハサ
)
が、立ちました。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
再
常用漢字
小5
部首:⼌
6画
“再”を含む語句
再度
再三
再従兄弟
再昨日
再建
再来年
再生
再現
再縁
趙再思
再造
再法庵
再従兄
再発
再興
一再
再挙
再會
再来
再応
...