“気附”のいろいろな読み方と例文
旧字:氣附
読み方割合
きづ71.4%
きつけ14.3%
きづき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足を少しうごかして、自分が足袋をはいているままで寝ているのに気附きづいてはっとした。しまった! いけねえ!
(新字新仮名) / 太宰治(著)
パンにはあらかじめバタをぬり、気附きつけ薬のために「ナポレオン三世」という銘のある葡萄酒を六本までも仕込んだのは、はなはだ時宜に適した思い付き。
すると、私は大変な見落しをしていたことに気附きづきました。如何にもその日の受信欄は空白のまま残されていましたけれど、本文の中に、次の様な文句が書いてあったではありませんか。
日記帳 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)