氣附きづ)” の例文
新字:気附
市街しがい中心地ちゆうしんちける潰家かいかもとに、大火災だいかさいとなるべき火種ひだね培養ばいようせられつゝあつたことを氣附きづかないでゐたのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
地球内部ちきゆうないぶにまで偵察ていさつ出掛でかけそれがふたゝ地球ちきゆう表面ひようめんあらはれて報告ほうこくをなしつゝあることが氣附きづかれたことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
しかるにわがくに地震史ぢしんしにはみぎのような現象げんしようおこつたことの記事きじ皆無かいむであるのみならず、明治以後めいじいご大地震調査だいぢしんちようさおいてもいまだかつて氣附きづかれたことがない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)