“めんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面倒80.0%
面取20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大抵な方法は費用や面倒（めんど）くさい下調べが要るので、残つた唯（たつた）一つの最も容易（やさ）しいのを撰ぶ事にした。
茶話：03 大正六（一九一七）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)
「面倒（めんど）くさい洋服屋なんか罷（や）めて、株でも買った方がいいかも知れないね」
あらくれ (新字新仮名) ／ 徳田秋声(著)
其大仏餅屋（そのだいぶつもちや）の一軒（いつけん）おいて隣家（となり）が、表（おもて）が細（こまか）い栂（つが）の面取（めんど）りの出格子（でがうし）になつて居（を）りまして六尺（いつけん）、隣（とな）りの方（はう）が粗（あら）い格子（かうし）で其又側（そのまたわき）が九尺（くしやく）ばかりチヨイと板塀（いたべい）になつて居（を）る、無職業家（しもたや）でございまする。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食 (新字旧仮名) ／ 三遊亭円朝(著)