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行倒
ふりがな文庫
“行倒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆきだふれ
38.9%
ゆきだお
27.8%
ゆきだふ
16.7%
ゆきだおれ
11.1%
ゆきだう
5.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆきだふれ
(逆引き)
勿論小さな
躓跌
(
つまづき
)
から大なる悲劇の主人公となツて
行倒
(
ゆきだふれ
)
となツた事業家もあツたらうし、冷酷な世間から家を奪はれて放浪の身となツた氣の
好
(
い
)
い
老夫
(
おやぢ
)
もあツたらう。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
行倒(ゆきだふれ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ゆきだお
(逆引き)
道を通る人は
行倒
(
ゆきだお
)
れではないかと思って覗いて行くから仙公はきまりを悪がって、いくら起しても起きようとはしません。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
行倒(ゆきだお)の例文をもっと
(5作品)
見る
ゆきだふ
(逆引き)
米
(
こめ
)
は
俵
(
たはら
)
より
涌
(
わ
)
き
銭
(
ぜに
)
は
蟇口
(
がまぐち
)
より
出
(
いづ
)
る
結構
(
けつこう
)
な
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
何
(
なに
)
が
不足
(
ふそく
)
で
行倒
(
ゆきだふ
)
れの
茶番
(
ちやばん
)
狂言
(
きやうげん
)
する事かとノンキに
太平楽
(
たいへいらく
)
云ふて、
自作
(
じさく
)
の
小説
(
せうせつ
)
が
何十遍
(
なんじつぺん
)
摺
(
ずり
)
とかの
色表紙
(
いろべうし
)
を
付
(
つ
)
けて
売出
(
うりだ
)
され
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
行倒(ゆきだふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ゆきだおれ
(逆引き)
蟇口
(
がまぐち
)
を長蔵さんに取られてから、
懐中
(
ふところ
)
には一文もない。帰るにしても、帰る途中で腹が減って山の中で
行倒
(
ゆきだおれ
)
になるまでだ。いっその事今から長蔵さんを追掛けて見ようか。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
行倒(ゆきだおれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ゆきだう
(逆引き)
道を境に左は死刑人と
行倒
(
ゆきだう
)
れの人を
埋
(
うず
)
め、右は貧乏人の塚を集め、両方ともそれからそれへと段々に土を盛り上げ、さながら
富家
(
ふけ
)
の祝いの饅頭を見るようである。
薬
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
行倒(ゆきだう)の例文をもっと
(1作品)
見る
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“行倒”で始まる語句
行倒人
検索の候補
倒行
行倒人
“行倒”のふりがなが多い著者
饗庭篁村
三島霜川
木下尚江
魯迅
内田魯庵
三遊亭円朝
福沢諭吉
中里介山
森鴎外
江戸川乱歩