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行倒
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ゆきだお
ふりがな文庫
“
行倒
(
ゆきだお
)” の例文
道を通る人は
行倒
(
ゆきだお
)
れではないかと思って覗いて行くから仙公はきまりを悪がって、いくら起しても起きようとはしません。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それでも新聞に、
行倒
(
ゆきだお
)
れがあったのを共同墓地に埋めたということがあるではありませんか。そうして見れば檀家のない仏の
往
(
い
)
く所があるはずです。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
でも私の生涯をどう振り返って見ても、あの巡礼の顔ばかりは、思い出せないのでございます。あれだけの
行倒
(
ゆきだお
)
れを、玄関へ投り込むのは、容易の力ではございません。
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼等は銘々の親達に、不思議な
行倒
(
ゆきだお
)
れ人のことを報告しに行ったのです。
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
行倒
(
ゆきだお
)
れになったでしょう。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
倒
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“行倒”で始まる語句
行倒人