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ゆきだふれ
ふりがな文庫
“ゆきだふれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
行倒
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行倒
(逆引き)
行倒
(
ゆきだふれ
)
の乞食の懷から小判で百兩出たといふ話には驚かないが、その行倒れを毒死と睨んだ平次親分の目には恐れ入つたよ、——此處は馬道だから、筋を言や俺の繩張りだが
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
耳が
無
(
ね
)
いのか、お
前
(
めえ
)
の目にや、
私
(
わたし
)
と云ふものが何と見えるんだ、——
何処
(
どこ
)
の者とも知れねエ乞食女の
行倒
(
ゆきだふれ
)
の側に、ヒイ/\泣いてる生れたばかりの女の児が、
余
(
あんま
)
り可哀さうだつたから拾ひ上げて
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
下物
(
さかな
)
に飮むほどに
空腹
(
すきばら
)
ではあり
大醉
(
おほよひ
)
となり是から一里や二里何の譯はない足が痛ければ轉げても行く
此
(
こゝ
)
さへ此の絶景だものかねて音に聞き繪で惚れて居る
寐覺
(
ねざめ
)
の
臨川寺
(
りんせんじ
)
はどんなで有らう足が痛んで
行倒
(
ゆきだふれ
)
になるとも此の勝地に
葬
(
はうぶ
)
られゝば本望だ出かけやう/\と酒が
云
(
いは
)
する
付元氣
(
つけげんき
)
上松
(
あげまつ
)
から車を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
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