“おしこみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強盗42.1%
押込42.1%
強盜5.3%
押入5.3%
推込5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いよいよこの強盗おしこみは桔梗屋のお藤と引っかかりのある者に決った。お前が聞込んだ筋を一つ一つ手繰ってみよう」
「いま押込おしこみがはいってうちじゅうの物を持っていこうとしています。どうか早く、早く来てください」
「お聽きでせう? 藏前の札差に強盜おしこみの入つた話を——」
押入おしこみの前で死んだごとなって寝とる」
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
幕末ごろの推込おしこみじゃアあるまいし、袴の股立を取った盗賊どろぼうもおかしいと、私も思ったんですけれどもさ。その股立が、きょろッとして、それが、慌てて頬被を取ると、へたへたと叩頭おじぎをしました。