“あらぎょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
荒行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、それもまあ身体に準じたもので、無茶に荒行あらぎょうをやるのも感心しませんな。あんた方なんぞはまだ若いで、少しぐらい無理をしても修行が肝腎かんじんですな。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
清吉も近来はよほど丈夫になったと人も云い、自分もそう信じているのですが、土台の体格が孱弱かよわく出来ているのですから、とても刺青などという荒行あらぎょうの出来る身体ではない。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
荒行あらぎょうでいささか疲労した体を、休ませていただくことにいたしましょう」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)