“薦骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんこつ66.7%
こしぼね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
背中合せの薦骨せんこつのあたりではないか——とまで考えるようになってしまった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それは、全身を覆う暗褐色の毛、丈は四フィートあるかなしかで子供のようであり、さらに一尺ほどの尾が薦骨せんこつのあたりからでている。といって、骨格からみれば人間というほかはないのだ。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
つまり、薦骨こしぼねの突起と突起を合わせてみると、双方の肩先やくるぶしにどのくらいの隔たりが出来るか……。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)