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薦僧
ふりがな文庫
“薦僧”の読み方と例文
読み方
割合
こもそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こもそう
(逆引き)
この人が、塩瀬の
服紗
(
ふくさ
)
に包んだ一管の横笛を袴腰に帯びていた。貸本屋の女房がのっけに、
薦僧
(
こもそう
)
と間違えたのはこれらしい。……ばかりではない。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
猿引・
編木師
(
ささらし
)
・恵美須・辻乞・
乞胸
(
ごうむね
)
・
弦指
(
つるさし
)
・盲目で、また八乞食とは、
薦僧
(
こもそう
)
・
鉢坊
(
はちぼう
)
・
絵説
(
えとき
)
・
鉦打
(
かねうち
)
・舞々・
猿牽
(
さるひき
)
・山守・渡守を云い、次に六道の者というは
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
薦僧
(
こもそう
)
の青木丹左は、黙ってうなずいた。その
枯渇
(
こかつ
)
したすがたには、往年のどじょう
髭
(
ひげ
)
を
生
(
は
)
やした侍大将の威風も旺盛な慾望の影も思い出せないほどだった。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薦僧(こもそう)の例文をもっと
(4作品)
見る
薦
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“薦僧”の関連語
普化僧
梵論字
“薦”で始まる語句
薦
薦筵
薦包
薦張
薦骨
薦枕
薦椎
薦被
薦蓆
薦巾
“薦僧”のふりがなが多い著者
喜田貞吉
吉川英治
泉鏡花