“こしぼね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
腰骨94.1%
薦骨5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おび一重ひとへひだり腰骨こしぼねところでだらりとむすんであつた。兩方りやうはうはしあかきれふちをとつてある。あら棒縞ぼうじま染拔そめぬきでそれはうまかざりの鉢卷はちまきもちひる布片きれであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
たけ網代あじろにあんだ駕籠かごである。山をとばすにはかるくってくっきょうな品物。それへ、さいぜん、忍剣にんけん鉄杖てつじょう腰骨こしぼねをドンとやられた、蚕婆かいこばばあっていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つまり、薦骨こしぼねの突起と突起を合わせてみると、双方の肩先やくるぶしにどのくらいの隔たりが出来るか……。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)