“鉱気”の読み方と例文
読み方割合
かなけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ですがお目付めつけさま、いくら働けといったところで、こんな鉱気かなけのないくそ山を、かえしたところでしようがありますまい」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すると、柏斎は鉱気かなけくさい手のひらで一度ゆつくりと顔を撫でおろした。
(新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「へんだな、みょうだな、だんだん鉱気かなけのねえ山へはいっていくぜ。つかるなア、水脈みずみゃくばかりだ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)