“金満家”のいろいろな読み方と例文
旧字:金滿家
読み方割合
きんまんか58.3%
かねもち25.0%
ものもち8.3%
ミリオネア8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だツて紳士程しんしほど金満家きんまんかにもせよ、じつ弁天べんてん男子だんし見立みたてたいのさ。とつてると背後うしろふすまけて。浅「ぼく弁天べんてんです、ぼく弁天べんてんさ。 ...
七福神詣 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
頬白ほおじろ山雀やまがら雲雀ひばりなどが、ばらばらになって唄っているから、綺麗きれいな着物を着た間屋のむすめだの、金満家かねもちの隠居だの、ひさごを腰へ提げたり、花の枝をかついだりして千鳥足で通るのがある。
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お前も、情夫も——お前には他に情夫がある筈だ——この人が大変な金満家ものもちっていうことを知っていただろう」
見開いた眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
大熊老人といえば、あの人かと誰でもがすぐ思い出すほどの金満家ミリオネアであった。
仲々死なぬ彼奴 (新字新仮名) / 海野十三(著)