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金満家
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きんまんか
ふりがな文庫
“
金満家
(
きんまんか
)” の例文
旧字:
金滿家
だツて
紳士程
(
しんしほど
)
金満家
(
きんまんか
)
にもせよ、
実
(
じつ
)
は
弁天
(
べんてん
)
も
男子
(
だんし
)
に
見立
(
みたて
)
たいのさ。と
云
(
い
)
つて
居
(
ゐ
)
ると
背後
(
うしろ
)
の
襖
(
ふすま
)
を
開
(
あ
)
けて。浅「
僕
(
ぼく
)
が
弁天
(
べんてん
)
です、
僕
(
ぼく
)
が
弁天
(
べんてん
)
さ。 ...
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
華族の
金満家
(
きんまんか
)
へ生れて出て、
恋煩
(
こいわずら
)
いで死ぬ、このくらいありがたい事はありますまい。恋は
叶
(
かな
)
う方が
可
(
よ
)
さそうなもんですが、そうすると
愛別離苦
(
あいべつりく
)
です。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そうだろう、お前の銀貨は、一つが二つになった。えらい
金満家
(
きんまんか
)
だ。終りよければ
総
(
すべ
)
てよしだがね、いっといてあげるが、お金はしあわせの
元手
(
もとで
)
じゃないよ。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
たとえば永く浪人しておった人が、仕官の
途
(
と
)
につき久しぶりに
金
(
かね
)
を手にすると、
金満家
(
きんまんか
)
になったような気がして、一月分の月給で友人を招いて一晩に飲んでしまう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
なるほど如何なる
贅沢家
(
ぜいたくか
)
も
金満家
(
きんまんか
)
もこれだけの御馳走を揃える事は容易に出来ないでしょう。してみると
美味
(
うま
)
い物を食べるのは金力ばかりでありません。全く食物上の智識の力ですね。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
如何
(
いか
)
に英仏その他の国々に
金満家
(
きんまんか
)
が多いとて、他国の地面を
買
(
かっ
)
て城を築くような
馬鹿気
(
ばかげ
)
た商人はありますまいと答えて、双方共に要領を得ぬ様子で、私共は之を見て実に
可笑
(
おか
)
しかったが
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
玉村商店宝石部の第一等の得意先に、
牛原耕造
(
うしはらこうぞう
)
氏という
金満家
(
きんまんか
)
があった。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“金満家”の意味
《名詞》
金持ち。資産家。富豪。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“金満”で始まる語句
金満